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POSTED / 2023.06.23

「生業」。渋いぜ~

みなさんこんばんは!
プンダミリア・プリザーブドフラワー加工スプン
オーナーの木下志磨子です。

 

京都も京都らしい暑さとなってきました。
というかまた梅雨らしい梅雨もやってきているようですね。
梅雨ってなかなかポジティブに表現できない季節ですが。
暑いよりマシとか?
寒いよりマシとか?
肌にとっては乾燥するよりマシとか?

 

でも結局すぐ暑い夏がくるわけですから
どんな季節でも前向きに楽しまないと損ですね!
夜が一番長い日もやってきて、
夜が明るいピークですから!
外で思い切りたのしみたいものです。

 

さて、
徹子の部屋を毎日録画している私ですが
先日高倉健さんのパートナーだったという方が出ておられました。
33歳年下の素敵な女性でした。

 

その際高倉さんの48歳の時の映像が流れたのですが、
そこでの会話です
徹子さん
「高倉さんはどんな方が好みの女性なんですか?」
高倉健さん
「…男でも女でも、その仕事を自分の生業だと
信じて一生懸命向き合っている姿に….なんというかグッときます」

 

おーーーー!とても分かります。
生業。なりわい。

 

いい言葉ですね~。
私も全くそうで、その道のプロって感じの人に惹かれますし
憧れます。

 

私は特に自分にはない、理系の知識とか
あると「かっこいー!」ってなります。

 

後、昨日今日では培えない技術とか。
年を取ればとるほど深みを増す
手仕事、手捌き。体の動き。
いや、そのほか
知識でもそうなんですが。

 

生業と信じた仕事に打ち込む姿ったらかっこいいですよね。

 

私は、といえば23年花の仕事をさせてもらってるわけですが
生業であり、打ち込んでいる仕事、と
今は言えるのかもしれませんが
花が好きで好きで子供の頃から
花屋になりたくて、というのとは少し違います。

 

ずいぶん前にも書きましたが
私と花の出会いのきっかけはひいおじいさん。
ひいじーちゃんが私にくれた
数本の「ネジバナ」という
ねじれて咲く花がきっかけでした。
5歳ぐらいだったかと思います。
すごく嬉しくて、
大事にその花を残したいと、
押し花にしました。
それから毎年
夏休みの自由研究は押し花。
父の大切な事典に花を挟んで
困らせたこともあります。

 

と、、まさか仕事にするとは
思ってませんでしたが、それが
今の「花を残す」仕事につながっているわけです。

 

生業、といっていいのかわかりませんが、
どの国に行っても通用する仕事、
というのは私には花しかありませんから。

 

普通に、私は大学卒業して
企業への就職を試みたわけですが
どうも本気度が足らず。
就職できず、、とりあえずの仕事を
しながら模索していくうちに、
花に行き着くわけです。

 

でも、そう言った経緯で花屋になってもいいわけで。
自分で後から決めて、生業にしたって
いいじゃないんでしょうか!

 

なんせ、続けること。掘り下げること。
人の役に立つ方法を考えること。

 

そうして続けていけば
生業になりうるわけです!
(たぶん)

 

だから、余計に私はもう、体がうずうずして
その仕事に打ち込んでいるという人が
羨ましいし、
憧れるし、惹かれます。
そんな人、滅多にいないと思いますが。
それが本当に食べていける仕事に
なると、かっこいい生き様になりますよね。
今思えば私の友達はみんな
プロフェッショナルである仕事をしています。
生業、ですよね。だから
私もパワーをもらえるのかもしれません。

 

私は、とにかくお客さまの
「気持ちのこもった花を、紡いでいくことが生業です」と
胸を張って言えるようにこれからも
掘り下げたいなぁと思いました。

 

あ、高倉健さんの
パートナーの方はジャーナリスト?
だったのか、
やはり彼女の仕事に向かう姿勢に
憧れられたのかもしれませんね。

 

今日も、花を紡いでいくぞー!

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